資本主義、見事な変身?

またまた残念ですが不景気の話です。
 資本主義の象徴であるアメリカが景気対策でバイ・アメリカン条項を実施。公共事業などで使用する資材をアメリカ製にするなど、要するに外国産を排除する保護貿易主義に取って代わるようです。
 WTO交渉で自由経済を掲げ、日本に農作物の関税撤廃をゴリ押ししてきた国とは思えない身の代わりよう。その影で苦しんできた農家にとって、笑ってしまうくらい滑稽です。さらに、わが国の岡山県でも地元企業の自動車購入に助成金を出すなど、自動車産業も役所を見方にし見境がなくなっているようです。
 経団連の圧力もあり、WTO交渉では常に農業分野の関税削減が進められ、その代わりに自動車産業などが外需で潤ってきた過去があります。グローバリズムの推進を第一に掲げた歴史は、日本の農業が衰退した大きな要因でもあります。
 しかし、自らが不況になると主張は180度変わるようです。資本主義はやはり利己主義、ご都合主義なのでしょうか、見事なまでの割り切りです。
 農業も、このような輩にいつまでも振り回されてる場合ではありません。WTO交渉へのパフォーマンスは、農業から足を洗った農協系統の偉い人に任せておきましょう。高い給料をもらっているので、ハチマキを蒔いて大声を上げるぐらい屁でもないでしょう。
 私たち日本農家はWTO交渉などに影響されない、付加価値のある作物を育てるしかありません。EUが取組んでいるように、おいしくて、安全な食材を作ることです。100年に一度の不況と言われても、農業はいつも不景気なのです。大型テレビやかっこいい車は手に入らなくても、農家には食べ物があるので死にません。やっぱり農業バンザイです!
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